全歌詞造語のものは省き、参加させて頂いたCDとコンピの歌詞の一部のライナーノーツ的な独り言です。
◆「Solla Fellis」主宰:LORE
tr4.Diary of Sin <曲先>
作編曲: 塚越雄一朗 (NanosizeMir) 歌唱:Eili
おおもとのストーリー・設定は頂いていたのですが、ご依頼頂いた曲順的に、
Sweet Oblivionの方が先に頂き、書いたあとだった為、
時系列的に遡るこちらがかなり難産だった記憶があります。
曲がめちゃくちゃかっこよかったので、そこもプレッシャーで…w
魔法という力を禁じられた世界で、その力を手にして神になろうとする女性が、
かつて魔法を使い、神になった女性が残した日記を見つけ、そして自分も禁忌へと足を踏み入れる、そのきっかけとなる部分を描いたトラックだったので、
主人公の女性が世界に絶望し、力を欲する過程をどうにか歌詞に変換させようと悪戦苦闘しました。
とにかく世界に絶望して、世界を憎んで恨んで…というところを強調したかったので(笑)世界に対してはとにかくマイナスな単語を並べて、力を手に入れることでしか救われないと思ってる感じを端々に入れられるように頑張りました。
最終的には思い描いた物語をうまく歌詞に落とし込めたのではないかと思っています。
「秘して黙す愚か」というフレーズがお気に入りです。
tr7.Sweet Oblivion (feat Sennzai)<曲先>
作編曲:Nos 歌唱:Eili、Sennzai
こちらは遂に女性が力を手に入れる場面と、過去に神になった女性の想い?も併せたデュエット曲になります。
堅苦しい感じにしたかったので、かたい言い回しを並べてみました。
全体として丸みのある歌詞ではなく、かくかくした歌詞にしたかったので(語彙)
そこを意識しつつ、歌割もすでに決まっていたので、それぞれのパートでそれぞのキャラクターのセリフ、想いを歌詞にして、二人で歌う場所は抽象的な場面説明のようなものにして…という感じで考えました。
数か所指定で、しりとりになる場所をつくらないといけなかったので
とりあえずそこを考えるている時は禿げそうでしたw
「解き放つ つつめく」 「誰の為 めざめる」など
苦肉の、囁くを「つつめく」という読みにさせたりとかw
なんとか上手い事?4か所できたので、達成感はすごかったですw
しりとりを絡めつつも、なんとなく綺麗にまとまった
「真実は我らの この手の中に」というフレーズがお気に入りです。
「ご自愛コンピレーション」主宰:くにいさん
tr.8「キミのための詩」<詞先>
作曲:夜明 リト 歌唱:望月 渚紗
一つの歌詞コンピでもご一緒したリトさん作曲ということで
詞先で好き勝手書いたものを、リトさんに上手く楽曲にして頂いたこちら。
ボーカルが渚紗さんだったので、温かい優しい歌詞にしたいな、と思って、
飼い猫ちゃんがご主人様の頑張りを見て想っていることをイメージして書きました。
結果あまり書いたことのない歌詞になりました。
普段あまり、ボクとかキミを使わないので…w
ネコの気持ちになって(?)頑張って書きましたw
ネコ目線と言わなければ、彼氏?が彼女?に言ってる風ではあるのですがw
特にリクエストしわけではないのですが、リトさんがイメージ通りの楽曲にしてくださって、天才か!?と思いましたw
このオシャレかつポップかつかわいい楽曲は、さすがリトさん過ぎました…
そして渚紗さんのあの癒し成分100%の歌声…
まさにご自愛だ~と思いながら完成品を聞いていたのをよく覚えていますw
可愛いは正義!
ご自愛してくれない人が周りに多いので(笑)
その人たちに向けた歌詞でもありますw
とにかく一回立ち止まることって大切ですから…
「“キミ”にも限りはあること 忘れないで」
「今は信じて キミ自身を その歩みがキミを支えてくれるから」
という歌詞はお気に入りです。
それまでしてきたことを信じて休むこと、大事、絶対。
tr18.「花宿り」<曲先>
作編曲:五十嵐 傑 歌唱:nononore(正弦鍵盤茶屋)
以降、何かと一緒に作ることが多くなった五十嵐 傑さんと一緒に作った最初の曲。
こういった楽曲の作詞をしたことがなかったので、今振り返ると反省点ばかりの歌詞ではありますが…。
とても穏やかで綺麗な楽曲で、ご自愛というテーマだったので、
なんとなくこの歌詞の方向になりました(笑)
当時周りの制作者さんたちが、「休め」と言われても休まない人たちばかりで(笑)
そこから1番Bridgeの
「優しい言葉さえ 耳ふさいでたあの頃は こんな心地よいと知ることも無かった安らぎ」
という歌詞が生まれましたw
更に一番最後の歌詞(「誰かに許してもらうことではないから 今より遠くの明日のためのひと時」)に、
自分が自分を許してあげればそれでいいんだよ、だから休め!!!という想いを込めましたw
雨の解釈と、花の解釈は、
なんとな~く思いついたのですが、我ながらこの解釈は悪くないな、と思っています(笑)
そしてそんな風に自然と考えられる人間になりたいな、と思いましたw
ののさんの優しく包み込むようなお声と楽曲が合わさってとても心が洗われる癒し曲なので疲れた時などに今でもよく聴いています。
そしてここで気づき始める。
傑さんの楽曲むずいな!?ということに。
「I♡Scream!」主宰:くにいさん
tr6.Change for the Better <曲先>
作編曲:五十嵐傑 歌唱:夕季森灯
立て続けに傑さんとご一緒した楽曲。
そして作詞した歌詞で個人的にはいちにを争うくらい気に入っているのがこちらの歌詞。
「花宿り」と制作の時系列的には微妙に後ですが、ほぼ同時期に制作しました。
アイスコンピでフレーバー選ぶ際に、候補のやつが軒並み取られていて(笑)
着地「ジャモカアーモンドファッジ」。
色合いは決して可愛いアイスじゃないですが(笑)
コーヒーの苦みと、アーモンドファッジの甘みが絶妙な美味しいアイスですw
楽曲が、「自分を持ち始めてる大人な女性」のイメージということで共有貰ったので
歌詞は、アイスのフレーバーの要素を絡めつつ、31要素も入れつつ、
そして、灯さんとはよくコスメの話をしてたので(笑)それも盛り込んだ歌詞にしました。
個人的に、サビを繰り返すのがあまり好きではないのですが
この楽曲はスタートがサビのメロディかつ、思いのほか、口当たりのいいサビにできたので、1番のサビはそのまま同じ歌詞を採用しました。
歌詞の内容としては、流行を追いかけて周りにあわせて個性という個性もなく
精神的にも自立してなかった女性が、自分を持ち始めて、自分だけの「味」を見つけていく、という感じにしました。
個人的に「一口貰える tasting」は31を知ってる人ならクスッとして貰えるかな、
と思って入れましたw
知ってますか?31ってスプーン一口分の味見を無限にさせて貰えることw
色んなものを味見してみて、注文できるとても良いサービスw
1番は「今までの自分」2番は「新しい自分になろうとする自分」
大サビで、今までの自分にさよならして、最後はありきたいじゃない、楽しくて新しい現実に足を踏み出す、という感じです。
楽曲のオシャレポップかわいさと、なんといっても灯さんの歌い方が最高で
歌詞の粗をうまく調理して頂いて、本当にリズムも気持ちのいい曲になりました。
ここで更に気づく。
大体1ヵ所、傑さんの曲はリズムとメロディわけわかん箇所があることに。
「𝐅𝐚𝐢𝐫𝐲 𝐌𝐮𝐬𝐢𝐜 𝐂𝐨𝐥𝐥𝐞𝐜𝐭𝐢𝐨𝐧 𝟐-空想妖精図鑑-」主宰:しむさん
tr23.シュナフリー(ギーヴ&エーラ)【Sneach=lea(Geimh&Earra)】<曲先>
作編曲:五十嵐 傑 歌唱:Eili、たねまき
傑さんとのタッグ3曲目。
美しくて儚くて綺麗で可愛い楽曲で、妖精さんの物語がすでに決まった状態で歌詞を書き始めたので、そこそこ禿げそうでした。
ボーカルがEiliさんとたねまきさんという最強タッグだったので、
造語は入れたいけど日本語の歌詞にもしたい、、、と悩んだ末、混在させる形になりました。
造語苦手なので相変わらずのクオリティになりましたが、お二人が造語歌うのが上手い方々なのでそれっぽく歌ってくださって感謝しかなかったです…
冬を運ぶ美しい妖精と、春を運ぶかわいい妖精の姉妹。
寒さで大好きな人々を困らせてしまうことに心を痛める姉と、
それを優しく春の暖かい優しさで包み込む妹という設定だったので、
二人のボーカルさんもイメージしつつ、歌詞に落とし込みました。
冬が来なければ、春は訪れない。
雪が降ってその雪が溶けて豊かな水を生み、春の草木が芽吹き、作物が育つ。
だから決して冬も雪も疎むだけのものではない、ということを歌詞にしたかった(願望)
歌詞は、一応、1番で造語だったフレーズは2番では日本語に、その逆もしかり、
という感じで作ったので、自分で自分の首を絞めてましたが、なんとか一応形になったかな?という感じでしたw
一番最後の部分のメロディがとても好きだったので(くっそむずいけど!)
なんとな~く綺麗な言葉?ふんわりとした言葉?(語彙力ください)を並べました。
訳も歌詞カードに載せてもらっていたかどうか忘れてしまったのですが()
造語部分の訳も併せて通しで読んでもらうと、一応ちゃんと物語の断片にはなっている…はず!
そして、今回もやっぱり1ヵ所難しい場所があった傑さん楽曲。
もうこれは確定だ。絶対に1ヵ所はあるぞ、難しい場所。
「午後5時、あの時計塔前で。」主宰:ロータスルートオーケストラ
tr3.Brand New Girl <曲先>
作曲・歌唱:悠花ユカ 編曲:ひろさわけんぢ(ソナミカル)
「銀座散歩」がテーマの楽曲でしたので
銀座の街並みをブランド品を身にまとった素敵女子(死語)が闊歩しているところを想像して書いた歌詞になります。
もりもり英詞を盛り込んでしまって大変申し訳ないな…と反省した歌詞ではありますが、
内容としては、素敵女子の姿は実は無理をして頑張っている姿で、ブランド品などを身にまとって強がっている女の子が主人公。
でも、強がっている自分を否定するのではなく、その経験も踏まえていつか本当の意味で素敵な女性になるための糧にするわ!!という強い女の子のお話(?)
楽曲がオシャレすぎてオシャレワードの引き出しの無さに愕然としながら、汗だくになりつつ(当時クーラーが壊れてた)作詞した思い出です(笑)
女性にとってメイクとブランド品は戦闘装備だったりしますが(笑)
メイクをして、ブランド品をつけることで、自信をもてたり強くいられたりすることが女性にはあると聞くので(笑)それをイメージして書きました。
「I can’t shed this armor of falsehood just yet, but I will one day.」
[訳]今はまだ虚勢の鎧を脱ぎ捨てられないけど、いつの日か必ず…
女性でも男性でも自信を持てると自然と立ち居振る舞いって変わってきますよね。
最初は虚勢だったとしても、それを自分自身のモノにできたらいいですよね。
(難しいけど!!)
「breath」主宰:scissorsbox
tr2.Azul <詞先>
作編曲:宮橋 歌唱:ミドリノハサミ
いつもこちらが依頼するばかりでお世話になっていたミドハサさんからのご依頼ということで、まずはそれがとても嬉しかったこちら。
作曲が弊サークルの宮橋さんだったので、曲の構成とかは事前にどんな感じがいいか聞いて作れた為、とても楽でしたw
そのうえで好き勝手にやらせて頂きました(笑)
ご依頼が、
ボサノバの楽曲の歌詞で、
“晴れた日の海辺、波音をききながら日陰でハンモックの上でまったりお昼寝みたいな感じ”
ということだったので、
白い砂浜。透き通るような青い海。その浜辺の木の間にハンモック吊るしてそこに寝っ転がってるのを想像しながら、そこに見える景色と聞こえる音と感じたことをとりあえずそのまま歌詞にしましたw
歌詞にポルトガル語を入れたのは、単純にボサノバ(ブラジル発祥)だったからという安直なあれですが、azulという単語は元々好きだったので、タイトルにもなって、結果としてよかったなぁと思っています。
コロナ禍になって間もなくで、色々大変な時期だったので、
それを癒してくれるようなアルバムのテーマを設定するミドハサさんが素敵すぎて、
普段あまり癒しな歌詞を書こうともしない人間ではありますが
ない引き出しこじ開けて、頑張って優しい感じにしようとした記憶がありますw
あとはコロナ以降ということで、
「明日も変わらない昼下がり」が当たり前に来ないことを知ってしまった為
そんな風に何も疑わずに、幸せな今日が明日も来てくれることを当たり前に思える日がまた来るといいな、という想いも込めた部分があります。
でも、最後の歌詞で「(優しい夢を見てる)このまま終わらないで 昼下がり」という、今の現実に引き戻してるあたりは、性格です(笑)
できあがった楽曲がめちゃくちゃ癒しで、これを流しながら、本当に心地よい気温の日に綺麗な砂浜の木陰にハンモック吊るして昼寝したいなぁと心から思いましたw
聴いた方もそう思ってくれてたら嬉しいなぁと。
「本日、雨びより。」主宰:scissorsbox
tr1.あまおとラプソディ <曲先>
作編曲:五十嵐 傑 歌唱:ミドリノハサミ
有難いことに再びミドハサさんからのご依頼。
そして傑さんタッグ4曲目。
曲を頂く前に、作曲は五十嵐 傑さんです、とお伺いした時点で、
はぁ…どうせまた難しい曲が来るんだろうなぁ..と覚悟はしてましたけど
予想を遥かに上回るくっそむず曲が来て頭を抱えました。
そして、作詞も難しいけど歌うのもくっそむずそう…と思った記憶w
ご依頼の際に、曲をイメージした詩をミドハサさんから共有頂いたので
そのおかげでとてもイメージが膨らみやすくてこういう内容の歌詞にしよう!
というのは早々にかたまったのですが、なんせ曲が難しすぎてw
音感のない人間なので、曲が難しいと音をとるのに苦戦して先に進めないというw
そのせいで大変歌いづらい歌詞にしてしまうことも多いのですが…
何はともあれ、やっと作詞できる段階になって、すぐに向き合うことになった、
歌い始めの2音。
雨というテーマと、イントロと、最初の2音。
初聴の時に脳内で「ぴっちゃん」と変換されてしまったので、他を考えようとしても、もうぴっちゃんにしかできない呪いにかかり()
でも、さすがに、ぴっちゃんって歌わせるのか?どうなんだ???と悩みw
結果として、とりあえずぴっちゃんで提出して、ミドハサさんの判断に任せよう(丸投げ)ということで、ぴっちゃんでサンプルを提出しましたw
まさかの(?)OKが出たので、そのまま先に進んだのですが、2番の同じ場所で激しく悩むことになったのは、また別のお話。
実は私個人としては、雨が苦手で(笑)雨の日は、憂鬱1000%なのですが、
アルバム・歌詞のテーマは真逆ということで、こんな風に思えたら、きっと雨の日も楽しかろう。
雨の日を楽しんでる人はこういう風に思っているのかな?みたいな想像をしつつ、歌詞を書きました。
ジャズワルツという楽曲ジャンルだったので、Swingやワルツという歌詞も入れたりして、全体的に、雨の日の様々な要素を「音楽」「エンターテイメント」になぞらえた歌詞にしてみました。
憂鬱なものを楽しくさせてくれるものといえば、やっぱり音楽とエンタメなのでw
個人的に気に入っている部分は、
雨=どんより=暗いっていうイメージだとは思うのですが、
雨を楽しむ上でそのイメージを真逆にさせてくれる、色とりどりの傘。
曇天じゃなく、そこに目が行くからこそ、きっとこの曲の主人公は雨を楽しめる子なんだろうな、と(笑)
だから皆さん、ビニ傘じゃなくて、色のついた傘をさしましょう(?)
CDに入ってる歌詞と、MVの歌詞は最後の部分だけ微妙に違うのですが、
最初に提出させて頂いたのがMVの方で、直したのがCDに入っている方です。
個人的に大サビ~ラスサビの流れの音がめちゃくちゃ夕暮れに感じたので(笑)、
1曲の中で朝から夕方までを書いてしまったのですが、アルバム1曲目ですでに夕方になってしまうのは…ということで、書き直しを致しましたw
にも関わらず、ミドハサさんの優しさで両方日の目を浴びさせて頂き、感謝感謝です!
そしてやっぱりあった、難しい場所。
でもこの楽曲は全体的に難しすぎた…w
「晴色Ciaotune!」主宰:ハルリノ
tr2.AMPHIALUSTER <曲先>
作編曲:作編曲 邪王(floorclean Sound) 歌唱:ハルリノ
三度、ミドハサさんかのご依頼で有難い有難いm(__)m
“運命とか響き合う鼓動みたいなイメージで、困難も自分たちで切り拓いていくみたいなかっこよくも希望もあるイメージ”
ということと、ミドハサさんが考えていらっしゃったサビの歌詞を共有して頂いたので、そこから少々ワードを拝借しつつ、アニソンっぽくっていうのと、イメージしている作品なども聞いて、作詞致しました。
アニソンっぽくと言われていなかったとしても絶対にアニソンっぽい歌詞を書いてしまっていたであろう、バチバチにくっそかっこいい楽曲で、
聴いた瞬間「アッ好き…」ってなりました(アニソン大好きマン)
英詞が指定されていた箇所があったので、とりあえずそこは後回しにして(笑)
かっこかわいい女の子二人が世界救うために戦う王道アニメ設定を脳内で展開しつつ、
アニソンなら余裕で許される(?)漢字をカタカナ語で読ませる厨二なあれも入れつつ(笑)
かなり自由に書かせて頂きましたw(そのせいですごく歌いづらいことになってしまった)
英詞も悩みましたが、一番苦戦したのは、
各サビのラストのめちゃくちゃ音が高いところw
ここ絶対にカッコイイじゃん…鳥肌立つところじゃん…って思ったら歌詞が全然書けなくなりましてw(プレッシャーに弱い)
そしてどうにかこうにか、一番を「いざ開け」に定めたはいいが、2番とラスサビ思い浮かばんが!?となってかなり詰んでましたw
全部「いざ開け」にしてしまえ…という誘惑に何度負けそうになったことか…
でも、絶対に全部ちがくしたかった…w
この曲の歌詞は、ハルリノお二人で歌うということで、二人で歌ってる感も出して欲しいというリクエストも頂いていたので、
「この手合わせ」や「二人」「二つ」「双星」「私たち」「想い 重ね」「共鳴する」
など、二人が力合わせてる感、二人が共に戦ってる感を一応出せるようにしました。
あとはもう楽曲に力がありすぎたので、
なんかもう力強く二人には羽ばたいて貰って(笑)どんな困難が立ちはだかろうと、
どんなに強い敵が現れようと、そんなの関係なく突き進んで打ち破っていく勢いみたいなものを表現できたらな、と。
あとはハルリノのお二人が、力を合わせてアルバムを完成させる!という強い意志を感じたので、その意志の強さみたいなものも同時に表現できたらな、と。
歌いづらい場所だらけだったにも関わらず、
お二人には素敵に歌い上げて頂けて、感謝と感動でいっぱいでした。
———▼ 24/5/16 追加 ————
「Garden of Nature Piece」主宰:nil-Glass
tr3.any madness end <詞先>
作編曲 Ryoichi Ishikawa 歌唱:空華オキ
M3の時にご挨拶に伺った際に、次作一緒にやりませんか、とお声がけ頂き、
有難いことに参加させて頂いた楽曲になります。
それぞれのトラックにテーマとなる“花”があり、私がお任せ頂いたトラックのお花は“アネモネ”。
ということで、アネモネの花言葉をもとに書かせて頂きました。
詞先なことに甘え()物凄く自由勝手気ままに書かせて頂いたので、Ishikawaさんにはお手数をお掛けしました…
歌詞の内容としては、デスゲームです。
記憶を失くした相手が自分を思い出してくれれば勝ち、負ければ死という。
主人公は記憶を失くしているその相手が好きですが、相手の気持ちは不明です。
それでも、生き残る為、そして愛する相手に自分を思い出して欲しい、という想いで
彼女をデスゲームに巻き込んでしまう主人公。
最終的には死ぬとかそんなことはどうでもよく、ただ自分を思い出して欲しい、、、
という想いが勝る主人公のお話です。
純愛のようでメンヘラという感じのイメージで書きました(笑)
なので、仕上がったボーカルのオキさんがメンヘラオキさんでとても素晴らしかったです!!!
そしてヴァイオリンのメロディが個人的にはすごいメンヘラ感あって(笑)
完成した楽曲を初めて拝聴したとき、とても感動しました!
歌詞の中の英詞の部分の表記がおかしいのは仕様です()
割と単純なアナグラムです。
そんな勝手に入れ込んだ遊びも寛大に受けれて下さったnil-Glassのお二人には大感謝でしたm(__)m
本当に自由に書かせて頂いたので、とても楽しく、過去一二を争うくらい秒で書きあがった記憶がありますw
逆に早く書き過ぎて、ちょっと寂しかったまでありました(?)
「Bar Bijou Étoile」主宰:nil-Glass
tr3.non parfait amour <曲先>
作編曲 Ryoichi Ishikawa 歌唱:空華オキ/鈴木デコ
再び、nil-Glassさんにお声がけ頂けて、参加さえて頂きました。
まず、なにを置いても言いたいのが、お洒落だけど難しすぎる曲でしたああああああああ
私は本当に音感がなく、リズム感もないため、何より苦戦するのが音取りの作業。
今回のこちらの楽曲は音取りしながら半泣きでした()
そして、なんとか音取りを終え…..
さぁ!作詞するぞ!となったものの、楽曲のお洒落さと、今回予め共有頂いていたテーマ・設定の難しさにより、ヒトカケラも何も歌詞が浮かばず….
再び半泣きになりました()
わたくしは、お洒落な言葉選びというものができないもので、、、
というか、お洒落ってなに()みたいな、日々お洒落と対極で生きているような人間のため、
お洒落のゲシュタルト崩壊を起こしかけました。(また、この後に書く、もう一曲と合わせて禿げそうでした)
でも何回聞いても楽曲がお洒落なので、せめて少しでもお洒落を装える()言葉を捻り出さねば、、、
という試行錯誤と四苦八苦の末にできた歌詞です()
唯一?救いだったのが、舞台がバーだったので、脳内で昔よく言っていたバーを思い浮かべ、、、
初めて行ったとき緊張して高いスツールに上手く座れずダサいことになったなぁとか(これは歌詞に活かせないのでボツ)
その時はじめて小皿に乗って出されたオリーブ食べて、20歳の私は「まっっっずっ」ってなったなぁとか(これは「オリーブは苦手」という歌詞で採用)
ちょっとだけ歌詞に活かせました(本当にちょっとだったけれど)
お洒落な感じにはできないかもしれないけど、とりあえずバー感、お酒感はせめて出そうと思い、
ちょこちょこお酒・カクテル・バーに関する単語入れてみたりしました。
そしてもう一つの難題。この楽曲自体の設定。
難しかったぁ(笑)とても、難しかったぁ(笑)
わたしの手癖?として、あまり直接的な言い回しをしたくないマンなので()
やんわりなんとなくまぁそうなんですよぉ~的な匂わせをしようと試みるも、
あまりにもやんわり過ぎて、最初に書いたやつは完成したものよりも更によく意味が分からない感じになってしまい、一回全て消して(笑)再度完成した形にしていきました。
そして歌詞は完成したものの、内容に必死過ぎて、歌いづらいことこの上ない感じになってしまいましたが、Ishikawaさんが上手いこと調整してくださり、また、オキさんデコさんのお二人が、素晴らしく歌ってくださって、、、素敵な楽曲にしてくださり、ありがとうございましたm(__)m
ちなみに、歌詞の中で出てくる“星屑”は、お互いの“気持ち”“想い”の喩えです。
「サザンクロス」主宰:scissors box
tr3.ナイショバナシ <曲先>
作編曲 五十嵐 傑 歌唱:ミドリノハサミ/空華オキ
弊サークルの楽曲でも大変いつもお世話になっている、ミドリノハサミさんの個人サークルの新譜に
「本日、雨びより。」以来の参加となりました、本作。
作曲はお馴染み五十嵐傑さん。
ひとつ前に書いた、nil-Glassさんの楽曲と、こちらの楽曲が依頼時期や提出時期などが同じくらいでして。
楽曲のテーマ・設定を伺ったのが、こちらのscissors box様の方が先で、nil-Glass様の方があとだったのですが、曲のデータが先に来たのはnil-Glass様で、そのあとscissors box様。
提出期限が約一週間違い、という感じだったので、半分同時並行で書いていたのですが、
偶然にも、どちらもツインボーカルで、大人な女性二人のお話。そして二曲ともおしゃん。
正直ちょっと、……….詰んだ(´・ω・`)
となった瞬間もありました()
再度になりますが、私はお洒落な単語が浮かばない、、、
大人素敵お洒落女子のお洒落な歌詞ってなに()となって、再び半泣きになりました。
もちろん、音取りは難しいし。もちろんね。傑さんの曲はいつだって私には難しい。
久しぶりに会う二人が近況を話したり~という設定で、密会という感じということだったので、
夜の設定にしようと思っていたのですが、頂いた楽曲がとても温かい雰囲気だったので、
時間帯が昼間になり、場所がカフェになりました。
歳を重ねると、普段の生活の中で学生時代の話をがっつりする機会も減りますが、
でも絶対に学生時代の友人と会うと、学生時代の思い出話になりますよね()
若気の至りな恥ずかしい話も笑い話も、同じ時を過ごした相手だから笑って話せる。
でも今の知り合いには話せない黒歴史もある(笑)
あとは、互いの中だけに留めておきたい、宝物のような思い出がある人もいるかな、と。
だから、二人だけのナイショバナシです。
学生時代は、割と世界の全てが学校で、どんな思い出にも友人がいて、それは四季を渡るので、
それも表現出来たらなと。
あとは、最近ふと、学生時代に流行った楽曲を聞いた時に、フラッシュバックのようにそれを聞いていた教室や、廊下、中庭、グラウンドの光景がよみがえったことがあったので、音楽と紐づく思い出も強いなぁと思い、それも歌詞に入れてみたりしました。
私の時代はMDウォークマン(笑)でしたが、片耳ずつ友達とつけたりして音楽を聴いた思い出が眩しいw
歌詞の一部切り取ると後ろ向きな感じのところもありますが、
楽しかった学生時代、ただ色々なことを夢見て、無邪気に毎日を送っていたその時代を経て、
大人の世界へ入り、現実というものを知り、打ちひしがれたりもしつつ、
でもそこからさらに大人になり、現実と折り合いをつけて、分相応の生き方をというものを
なんとな~く確立しはじめたりして。
それがイイとか悪いとかではなく、それが人生(笑)
決して今を悲観しているわけではなく、身の丈にあった幸せを感じてはいるイメージです。
そして、辛いとき、楽しかった過去の思い出が支えてくれたように
過去ではなく“今”にできた新しい大切な思い出が、きっとまたこれからの二人を支えてくれる、という希望と共に(笑)二人がカフェから出て、明日へ向かう、という感じです。
とても柔らかく温かくお洒落な楽曲を、ミドリノハサミさんとオキさんが歌唱することで、
より、温かみもまし、でもどこか切なさや哀愁のようなものも混ざり、とても素敵な楽曲だなぁと
しみじみ拝聴しております。
ただ、お洒落感が全くなかった点に関しては本当に申し訳ない限りで….
もっと精進しなければならないな、と思ったとても勉強になった楽曲でしたm(__)m