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― 蒼月の宵に生まれし双子は災いをもたす
ある蒼月の夜に生を受けた、双子の姉妹。
全てはこの夜から始まった...
復讐を胸に戦場を駆ける 解放の女神・ミレーユ
平和を願い、己の無力を嘆く女王・エレーヌ
運命に翻弄された二人の少女の決意と願いを描く 戦いの物語。
”Twins born on the night of the blue moon bring misfortune.”
Twin sisters born on a night of a blue moon.
It all started this night.
Mireio, the goddess of liberation, who runs the battlefield with vengeance in her heart.
Helene, the tragic queen, wishing for peace and lamenting her own helplessness.
A story of battle that depicts the determination and wishes of two girls tossed about by fate.
アクネメア大陸にある小国・ステファン公国に古くより伝わる言い伝え。
“蒼月の宵に生まれし双子は災いをもたす”
災いをもたらすとされる双子は、先に生を受けた方を屠るという習わしであった。
E.G.767 ある蒼月の夜、ステファン公爵家に双子の姉妹が誕生する。
慣習に従い、双子の姉は、征騎士団長ロラン=ヴェルネに託された。
赤子を託されたロランは、赤子の命を殺める為、グレンダルの森にあるフロランス神殿へと向かう。
ロランが神殿に着くと、真夜中だというのに灯りが煌々と灯っていた。
そして神殿に足を踏み入れたロランを向かえたのは、フロランス神殿の神殿長・スラであった。
「その子が生を受けるのも、この夜もこの月も、そして、ロラン殿、貴方がその御子をここへ連れてくるのも全ては運命。さだめられていたこと。貴方には分かるはずです。今、何をすべきかが」
スラは赤子を抱くロランの瞳を真っすぐに射貫きそう告げた。
「この赤子の命は、赤子のもの。ほかの誰のものでもありません。その命を奪う理由が俺にはない」
スラにそう返したロランは、そっと自分の腕の中で眠る赤子をスラへと託した。
愛する祖国の為、如何なる命令も見事に完遂してきたステファン公国の英雄たる征騎士団長・ロランは、かくして初めて主君の命令に背き、小さな命を救ったのであった。
こうして運命の歯車が僅かに動き始める。
アクネメア大陸 [Aqunemea Continent]
01.フィルメリアの女神 -E.G. 786-
作編曲:naochi
歌唱:はらもり よしな
02.悲しみの夜露 -E.G. 767-
作編曲:ぞ(づ)
歌唱:Emma [Eili(LORE)]
03.争乱の序曲 -E.G. 770-783.01-
作編曲:ちきんぐ
歌唱:悠月 麻衣
04.箱庭の花 -E.G. 783.02-
作編曲:Rai(Hagall)
歌唱:Helene [花月 ねむ]
05.始まりの業火 -E.G. 783.03-
作編曲:naochi
歌唱:Mireio [夕季森 灯]
06.深紅の旗 -E.G. 784.01-
作編曲:naochi
歌唱:Mireio [夕季森 灯]
全曲クロスフェード
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